失敗しない！レジンでミルキーカラーなグラデーションのヘアゴム[作り方]

2022年8月3日

こんにちは。ヘアアクセサリーを楽しんでますか？
今回は、ちょっと甘めな印象のミルキーピンクなハートのヘアゴムの作り方をご紹介します。

色の変化が楽しめるグラデーションは、ちょっとのコツで失敗せずに作ることができますよ！
動画と写真で作り方を解説します。チェックしてみてくださいね♪

1. 主な材料
2. ミルキーカラーなグラデーションのヘアゴム
3. 仕上げのコツ
4. こぼしレジンのリカバリ
5. デザインアイデア
6. まとめ
7. 参考アイテム

主な材料

・UVレジン液
・着色料(ピンクと白・今回はパステルを使用)
・着色用のパレット(ビニールなど)
・ラメグリッター　・カッター
・硬化用ライト
・レジン用モールド(平たいタイプをご使用ください）
・ピンセット　・つまようじ　・ティッシュ
・ゴム手袋　　・マスクと部屋の喚起
・土台にするもの(厚紙やペットボトルの蓋)　・テープ
・平ペンチ
・ヘアゴム　　・ゴム留め（今回は金具を使用）
・ニッパー　　・やすり

ミルキーカラーなグラデーションのヘアゴム

動画を先にご覧になると、説明文が分かりやすくなりますよ(^―^)

透け防止に裏側はカラーを入れる

レジンモチーフの裏側に、ゴムを通すパーツを付けます。
透けてパーツが目立つのを防ぐために、白レジンで裏側を作ります。

今回は、DAISOのパステルを削って着色しました。

よーく混ぜて、モールドに入れていきましょう。

レジン液が少ないと、モールドにはじかれて穴が開いてしまいます。
モールドの高さの三分の一ほどの量にしましょう。

全体に広げたら硬化します。
カラーレジンは少し長めに、2分くらいがいいですね。

ミルキーカラーを3色作成

薄い層をつくって重ねていくやり方の方が、失敗のリスクが減ります☆
今回は2段に分けて作ります。

「ピンク・中間色・白」の3色を作ります。
まずは、白と薄いピンクのレジン液を作りましょう。
下地が既に白いので、白レジンは薄くても大丈夫です。

中間色のレジンを別にとっておきます。
つくったピンクと白のレジン液から少しとって混ぜましょう。

濃い色を薄めるのは難しいので、薄い色から濃くなるように調節するといいですよ！

パステルで着色すると、いっぱい混ぜるので気泡もたくさんできてしまいます。
そのまま時間をおけば気泡は少なくなりますが、待てない方はエンボスヒーターなどで気泡除去しましょう。

2段に分けて1色ずつ硬化

①ピンクのレジン液を入れる
ハート型の半分あたりまで、ピンクのレジン液を広げます。
中央辺りは中間色となじませるので、薄めの層にしていきます。
このようなイメージで重ねていきますよ☆

まずはピンクを硬化します。

②中間色(薄いピンク)のレジン液を入れる
モールド残りの半分辺りまで、中間色を入れましょう。

ピンク色との境目は、少しだけ中間色をのせて、なじませます。

OKなら硬化します。

③白のレジン液を入れる
残りの部分に白のレジン液を入れ、境目に少し乗せてなじませ、硬化しましょう。

1段目のグラデーションができました。
重ねていくと、もう少しピンク色が濃いめになります。

④2段目も同じように3色入れる
ピンクを半分辺りまで入れて硬化。
1段目と比べるとピンク色が分かりやすくなりましたね。

中間色を入れて硬化し、白レジンを入れて硬化していきます。

硬化ができたら、モールドから取り出して、バリがあればヤスリでとりましょう。

あら～
ちょっと色が薄くて裏のパーツが目立ちます…(^^;

裏側にもう一回、白レジンを乗せて硬化しよ…
透け防止…
コソコソ|ω・)

表側を仕上げる

では！おもてを仕上げましょう！！
ラメを入れてキラキラにしちゃいますよっ🤗

①ラメでキラキラ
厚紙などの土台になるものに、テープを輪にし貼りつけ、おもてを上にして乗せます。
レジンを少し出して、ラメも少しだけ入れて混ぜましょう。

全体に広げたら硬化します。

②透明レジンでぷっくり
透明レジン液をのせて、ぷっくりツヤツヤにしていきます。
多量のレジン液をのせると、あふれたりこぼれたりするので、少しずつやりましょう。

とくにハート型は、くぼみからこぼれやすいので注意です!!

今回こぼれたのでリカバリしてます…

まだ足りないので、もう1回。

納得のぷっくらまで、少しずつ硬化していきましょう💕

裏側のゴム留めパーツ接着

裏側にヘアゴムを通すパーツを貼りつけます。
普段はプラスチックのクリアなボタン足を使用してますが、最近は100円ショップでも見つからなくて～💦
今回は金具を使いますよ！

土台に裏側を上にして貼りつけましょう。

金具の裏にレジン液を少し出して、横向きに置きます。

金具は紫外線を通さないので、金具の下はレジン液が硬化しません。
レジン液で固定したい時は、金具からはみ出させます。

土台やレジンモチーフの裏側が斜めになっていると、レジンで滑って金具がズレてしまいます！
ご注意ください！

一度これで硬化します。

仕上げは、レジン液で裏側全体をコーティングします。
金具の周りの部分にもレジンを乗せてくださいね！

くぼみに気を付けて…
レジン液を全体に広げます。

最後の硬化！

ヘアゴムをつけて完成

ヘアゴムを通して、金具を閉めますよ！

指の力では動きません。
ペンチを使いましょう。

金具の根元が折れやすいので、力を入れすぎないように気を付けながら、
金具を中央に寄せていきます。

表側が傷つかないように、ティッシュなどをあてて、
ペンチで挟み、金具を閉めます。

ヘアゴムを引っ張って、金具から抜けないことを確認したら、完成です。

仕上げのコツ

グラデーションは中間色を挟む

グラデーションは、濃い色から薄い色へ変化していくものが多いです。
中間色を使った方が、色の変化が無理なく作れます。

例えば、赤・紫・青の3色でも、赤から紫への変化は大きいので、赤紫色を挟むといいでしょう。

薄い層で重ねる

今回のように、何度も硬化して重ねる方法は、少し面倒かもしれません。
ですが、ミルキーカラーは透明感もないので、境界線(境目)が目立ってしまいがち。
失敗のリスクも低くなるので「重ねて硬化」の方法がやりやすいと思います☆

平らなモールドを使う

モールドの底の部分が平らなほうが、上を表面にできるので、グラデーションの具合も確かめながら作業できます。
平らなものではない時は？
グラデーションに慣れている方は経験でサッと作業できると思いますが、そうではない方は焦って作業するのは失敗の元…
透明レジン液をさきに硬化して、平たい表面を作ったり、モールドを少し斜めにしてみたり、工夫してみましょう。

こぼしレジンのリカバリ

レジンがこぼれたまま硬化してしまったので、とにかく削ってリカバリします。

硬いところはニッパーでカット。

ヤスリで凸凹を整えます。

レジン作品は、失敗してなくてもヤスリがけをして形を整える作家さんが多いので
レジンを使われるときは、ヤスリを用意しておくといいですね。
今回のように形を整える場合は、紙やすりではなく、ネイル用や手芸用の棒状のヤスリが使いやすいですよ！

ヤスリがけが終わったら、水洗いして、再度レジンでコーティングします。
ペットボトルのキャップを土台にすると、持ちやすくて側面も塗りやすいのでおススメです😋

つまようじでレジンを広げてもOKですが、私はハケを愛用してます。
ハケ付きのレジン液がとっても便利❣️

塗ってすぐに硬化してしまうと、ハケのあとが残ってしまうので、レジン液がなじんで平らになるまで数分おいてから硬化してください。