毛糸編みでお花のヘアゴムの作り方*極太で簡単に編めるニットフラワー

2024年1月14日

毛糸で編むお花のヘアゴムを作りましょう！
今回はかぎ針で編む、極太毛糸でカンタン・短時間で作れるヘアゴムの作り方をご紹介します。
作り方が同じでも、毛糸を替えれば大人用も子供用も幅広くつくれますよ！
材料は100円ショップでそろいますから、気軽に作ってみてください♪

1. 主な材料
2. 作り方
3. まとめ
4. 参考アイテム
5. 関連記事

主な材料

・毛糸　極太(使用かぎ針の目安 10/0-7mm)、カラフルのは並太
使用はセリアのメランジロービング＜アクリル80％、ウール20％＞

・かぎ針　6mm～10mm
・ハサミ　・とじ針
・ヘアゴム　18cm
・装飾パーツ
　パール　12mm、10mm、8mm3個、4mmのそろばんビーズ5個、丸カン8mm
・平ペンチ(やっとこ)、丸ペンチ、ニッパー
・Ｔピン　・ボタンやビーズ、糸やテグス

作り方

左の一番大きなヘアゴムをメインに、作り方をご紹介します。
動画をご覧になると編み方の動きが分かりやすいですよ！

メインで説明するお花のモチーフの編み図は、こんな感じです。

ひと回り小さいサイズは、くさり編みを省略したこちら。

編み物初心者のかたは「レース編みのシュシュ」を参考にしてみてください。
このページより詳しく編み方をご紹介しています。
花の部分はレース編みのシュシュとほぼ同じです。

細長く花パーツを編む

①くさり目を30目編む
では、編んでいきましょう！

今回は、極太の毛糸に、ビックサイズの10mmかぎ針を使用しました。
極太毛糸の使用かぎ針の目安は「10号～7mm」と記載されていましたが、大きめの10mmサイズでふわっと感を出してみましたよ！

まずは、つくり目を作ります。毛糸を輪にして、かぎ針で通し引き締めます。

「毛糸を引っかけて通す」をくり返して、30目編みましょう。

②お花のヒラヒラ部分を編む
まずは、立ち上がり目にくさり目を3目編みます。

この後は、くさり目の裏側の「ポコ」っとしているところに編み足していきますよ。

かぎ針に毛糸をひと巻きしたら、

ポコっとしているところに通し、

毛糸を引っかけて、ひと目通します。

今度は、くさり目をひとつ編み、

毛糸を引っかけて、２目を同時に通して

もう一度、毛糸を引っかけて2目同時に通します。

そして、くさり目をひとつ編みましょう。

くり返して、どんどん編み足しましょう！
最後のくさり目を編んだら、20cmほどビョーンと伸ばしてカットします。

③内側を縫いしぼって花の形にする
内側(最初のくさり目側)の残した毛糸を、とじ針に通します。
3-4目おきに波縫いします。ざっくりで構いませんよ♪

通し終わったら、毛糸を引き締めます。お花の形になりましたか？

④両端を合わせる

まずは、根本側の毛糸を反対側の縫い目に通します。

次は外側の端の目にかぎ針を通し、毛糸を引き込んで

くさり編みをしたら、毛糸を引っぱってください。

外側の毛糸を、内側(根本側)へ縫いこんで、毛糸同士を固くむすびます。
外側の毛糸をとじ針に通して、目の中に縫いこみます。

根元の毛糸を引き締めて、毛糸同士を結んだら、余った毛糸をカット。

お花モチーフが編み終わりました。
次は、中央にビーズなどを取りつけます。

装飾する

①複数のパーツをつける場合
パールビーズを5個、丸カンに通して装飾します。

Ｔピンにミニビーズとパールを通し、Ｔピンを折り曲げます。
パールの穴が大きいとＴピンが抜けてしまうので、ミニビーズを先に通しています。

7mmくらいのところをニッパーでカットし、丸ペンチで輪を作りましょう。

丸カンに通すので、すき間のないように作ります。

パールのパーツを５個作ったら、丸カンを開き、お花のモチーフの中央にとりつけましょう。
中央が開きやすいので、丸カンは対角線に2か所引っ掛けます。

パーツを通して、丸カンを閉じましょう。

②ビーズやボタンを結んでつける場合
単純に、糸やテグスに通したパーツを裏側で結ぶだけ～

赤い点のあたりに糸の両端を通して、裏側でしっかり結びます。

お花の裏側を編む

ヘアゴムを結ぶための土台を作ります。
先端から10cmのあたりに、毛糸を２回かぎ針にゆるーく巻きつけましょう。

毛糸を引っかけて輪に通します。

そして、くさり編みをすれば、つくり目ができました。

こま編みで、輪に編み目を作っていきますね。
毛糸を引っかけて輪に通したら、また毛糸をかけて2目一度に引き抜きます。

同じように編んで、こま編みを6-8目作りましょう。
編めたら、中央の毛糸をギューッと引き締めて、輪を閉じましょう。

外側の目をつなぎ合わせます。
最初のつくり目をすくって、2目一度に編んでください。

今回は、お花のモチーフが大きいので、土台も大きくするために、もう一周編み足しますね。

くさり目をひとつ編んで立ち上がり、編み目をすくいます。
毛糸を引っかけて2目一度に編み、くさり目をひとつ。

輪編みに、くさり目を追加した感じです。
ですが･･･編み終わってみたら予想より大きかったので、くさり目がないほうがちょうど良かったかも～
極太毛糸の場合は、2目一度のこま編みだけでも良さそうです(^^;

ぐるっと一周編み足します。

1周編めたら、かぎ針にかかっている毛糸をビョーンと20-30cmほど伸ばしてカット！
お花のモチーフに縫い付ける時使います。

中央の毛糸は、縫いこんで隠します。
とじ針で半周くらい毛糸の中を通しましょう。

埋め込んでカット

(このサイズが、くさり目を追加しないバージョンです）

ヘアゴムをつけて完成

土台にヘアゴムを取りつけます。
編み目のあいだにヘアゴムを差し込んで、裏側でむすびましょう。

お花のモチーフに縫いつけたら完成です。
根元のあたりの目を通して、縫いつけます。

すくう目は感覚で…取れなきゃいいですｗ
ぐるっと縫い閉じてください。

1周縫い終わったら、ヘアゴムを引っぱって、取れない確認をしましょう。

最後です！
同じ編み目に2-3回巻きつけて

編み目に毛糸を隠したら、できあがり！

まとめ

編み物は、毛糸の種類でイメージがガラッと変わります。
同じ編み方でも太さや色を変えるだけで、同じものにはならないのが、面白いですね。

今回の編み方は、くさり目の数を変えることで、同じ毛糸でも出来あがりのサイズが変わりました。
かぎ針編みなら「かけて通す」を覚えるだけ！簡単に編むことができるので、いろいろ作ってみてください！