レジンでべっ甲柄の作り方[べっ甲風ヘアアクセサリー]ヘアゴム/バレッタ
上品な印象のべっ甲アクセサリー。大人の女性に人気のアイテムですね!
今回は、べっ甲柄のヘアゴムの作り方をご紹介します。
着色の仕方や硬化後のレジンの曲げ方なども載せてますよ☆
ぜひ目次をチェックしてみて下さい!
主な材料
・UVレジン液 ・硬化用ランプ
・シリコンモールド
(今回はDIYしたオーバル型を使用:モールドの作り方はこちらをご参照ください)
・着色料(今回は宝石の雫「イエロー、ブラウン、ブラック」を使用)
・着色作業用の容器やビニール
・エンボスヒーターもしくはドライヤー
・つまようじ ・ティッシュ
・ボタン足(今回はU型を使用) ・接着剤(プラスチック用)
・ヘアゴム ・ゴム手袋
・マスクや部屋の換気
[あると便利なもの]
・ウェットティッシュ ・やすり ・はさみ
・レジン液を拭き取るクリーナー(私はダイソーで購入しました)
作り方
動画で作業の様子を見てから説明をご覧いただくと分かりやすいと思います☆べっ甲レジンのヘアゴムの作り方
着色(宝石の雫を使用)
①ベースとなる色を作ります
今回は、液体の着色料「宝石の雫」を使って色付きレジン液を作ります。
まずはベースとなる黄色いレジン液を作りましょう。
イエローとブラウンを混ぜます。
②まだら模様にさせる色を作ります
ベースより濃い色を入れて、まだら模様を作ります。
ブラックとブラウンを混ぜます。
下に敷いてるのは包装でよく使われているビニール袋です。
折り紙のやつとか、通信教育の宣伝に送られてくる、あの包装のクリアな部分を切って使ってます。
使い終わった後はティッシュなどでレジン液を拭き取ってから、レジンクリーナーで拭くと繰り返し使用できますよ~
モールドに入れて硬化
①薄い色のレジン液を先に入れます
ランダムにレジン液を落としていく方法もありますが、今回は黄色レジンを一気に入れてしまいましょう!
②濃い色のレジン液を入れていきます
まだら模様を作りたいので、黒いレジン液は間隔をあけて落とします。
つまようじなどで黒いレジン液をすくい取り、モールドへIN!
③境目をぼやかします
落とした濃い色のレジン液を、つまようじなどで伸ばして薄い色のレジン液と馴染ませます。
完全に混ざらないようにしましょう。
④硬化します
色付きレジンは硬化に時間がかかります。
少し長めに照射しましょう。
モールドを裏返して裏側も照射すると、硬化不良を防げますよ☆
⑤市販のモールドの方は⑥へどうぞ
今回はDIYのモールドを使用したので、ここで形を整えてしまいます。
着色料を多く入れると、硬化後も柔らかいので、ハサミでフチを切って成形。
ハサミでは切れない硬さの場合は、はみ出したバリなどを
やすりで整えましょう。
⑥重ねて色付け
重ねて色付けをすると深みが増して色合いも良くなります♪
今度は色の調節をしながら色付きレジン液を重ねていきます。
先ほどより濃くしたいので、黒色のみで黒レジン液を作り、色の濃い箇所に重ねるように、黒レジン液をのせましょう。
市販モールドをご使用の方は、そのまま重ね付けてしてOKです。
次は、黄色と茶色を混ぜたレジン液を、黒レジン液のすき間を埋めるように落とします。
すき間が埋まったら、つまようじなどで色の境目をぼやかします。
土台(モールド)ごと斜めにしたり、エンボスヒーターでレジン液を動かしたりしてもいいですね。
いじりすぎて混ざりきらないようにご注意!
気泡やホコリを確認して
⑦硬化します
色も濃くなっているので、長めに照射しましょう。
透明レジンでコーティング
①仕上げは透明レジン液でツヤツヤにしましょう
市販モールドの方は、透明なレジン液をフチまで入れ、硬化します。
モールドから出して透明レジン液をのせる方は、厚紙などの土台に貼りつけると作業しやすいですよ。
べっ甲柄の表側に透明レジン液をのせ、塗り広げます。
気泡などを確認し、硬化しましょう。
今回ダイソーのレジン液を使用してみましたが、気泡がなかなかとれず、硬化後にもプツプツが残ってしまいました…
そこで、シワが寄りにくいと定評のまさるの涙のレジン液を使用して比較!
ツルツルな仕上がり♪
ノンストレスww
②裏柄も透明レジン液でコーティングし、硬化します。
裏側をコーティングする前に、バリ取りをしておきましょう。
やすりなどでフチを整えておくとキレイに仕上がります。
曲げ方
硬化したレジンは温まると柔らかくなって、曲げることができます。
エンボスヒーターやドライヤーを全体に当てて、冷めないうちに曲げていきましょう。
[動画の9分12秒あたりが曲げ工程の作業をしております]
熱されたレジンモチーフを曲げる際、火傷にご注意ください!
今回私がエンボスヒーターで数秒作業した時は、火傷するほど熱くなかったので素手でモチーフに触れていますが、十分お気を付けくださいね!
温かいうちに曲げて、そのまま数分待ちます。
5分くらいしたら冷めてきたので、触って温度を確認しましょう。
手を離しても曲がった状態をキープできていればOKです。
ヘアゴムをつけて完成
①裏側にゴム留めのボタン足を接着
私はいつもプラスチック用ボンドで固定してから、レジン液で補強します。
裏側を上にして、厚紙に貼りつけると作業しやすいですよ☆
ボンドで貼りつけた後は、完全硬化するまで24時間ほど待ちます。
そして、レジン液でボタン足が取れにくくなるように補強しておきましょう。
ボタン足の左右にレジン液をのせて硬化します。
②ヘアゴムをつけて完成
できあがりサイズ:横55mm×縦30mm
ほどけにくいヘアゴムの結び方→別ページ「レジンのヘアゴムの仕上げのコツ」参照
ヘアゴムなどが接着剤につかない工夫(ボタン足)→別ページ「半球モールドのヘアゴム」参照
仕上げのコツ
模様の作り方
今回は作った2色を使用しましたが、3色をモールドに入れてべっ甲柄を作られる方が多いようです。
3色の場合は、黒・茶・黄をランダムに置いて、色の境目をなじませます。
→→
→
明るい色にしたい方は、黄色を多めにするなどして、お好みの色合いを作りましょう。
ただ…
ヘアアクセサリーにする場合は、暗めなべっ甲柄だと黒髪に同化して目立ちません💦
色やモチーフのサイズ、装飾などで工夫するといいですね☆
うまくべっ甲柄が作れない…という時は、シールを使ってもいいと思います!
切って貼るだけ。手抜きじゃないですよ~
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着色の方法
今回は混ぜやすい液体の着色料「PADICOの宝石の雫」を使用しました。
お手軽に着色レジン液を使用したい方は、100円ショップでも色付きレジンが購入できます。
着色には、マニキュアを混ぜたり、
パステルを削って色付けしたり、
絵の具でも可能です。
絵具の場合、粘度の高いレジン液には混ざりにくいので、レジン液を温めてやわらかくしたり、絵の具にお水を1滴落として絵の具を混ぜやすくするといいですよ。
デザインアイデア
[べっ甲柄レジンのパールビーズが揺れるポニーフック]
表の色が明るくなるように、裏側に白いマニキュアを塗ってからフックを接着しました。
[べっ甲柄のヘアバレッタ]
DIYしたハートのモールドで作ったハートのレジン付のバレッタです。
ハートはパステルで着色しました。
バレッタの形に合わせて、クリアファイルの上で透明レジンを硬化してから、ヘアゴムと同じやり方で重ね塗りして着色しています。
まとめ
模様を作るのが苦手なので、何度か練習しましたが、自然な感じを出すのって意外と難しい…
ですが、べっ甲柄は重ね塗りをすることで、色合いが自然に近くできあがりました。
私のように、なかなかうまく模様が作れない方でも、このやり方ならべっ甲柄にチャレンジしやすいと思います☆
模様作りのコツがつかめれば、様々なアクセサリーに活用できますね!
参考
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今回は手作りのモールドを使用しましたが、市販のモールドであればキレイな形で作成できますね♪
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使用後のクリアシートや着色用の容器など、レジン液のベタつきをサッパリ拭き取れるので便利です。
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